追分の特別養護老人ホーム
●設計事例の所在地:
滋賀県草津市
●面積(坪):
1203坪
●建物の種類(大分類):
医療・福祉施設
●メインの画像:
●メイン画像の説明文:
滋賀県草津市に計画された、特別養護老人ホームである。各ユニットに設けられた中庭をはじめ、屋上テラスやエントランスの軒下空間等、豊かな外部空間を持つ事が特徴である。
建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望:
入居者が安全に外部環境を感じる事ができること。
入居者だけではなく、職員にとっても快適な居住環境とすること。
依頼者があなたに依頼した決め手:
基本計画からきめ細かく職員や施設長にヒヤリングを行い、何よりも入居者にとって快適な居住空間にする事を重視した計画であった事。
●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など):
市街地にもほど近く、のどかな田園風景の広がる敷地に、80床のユニットケア型特別養護老人ホームが計画された。
この特養では、「エントランスピロティ」「中庭」「ルーフテラス」が有効に配置され、日常生活の様々な場面で豊かな外部環境が立ち現れ、入居者が常に自然と接する事ができるような空間を目指した。また、オール電化や井水利用などにより資源環境にも配慮した次世代型特養となっている。
その他の画像:
複雑な敷地に呼応させた平面形状となっている。
中庭に面したエントランスホール。
中庭の夜景。
中庭から自然光が入る共同生活室。
エントランスピロティの大きな軒下空間は、天候が悪い日でもデイサービス利用者等にとって円滑な車の乗降を可能にする。